まだ準備してないの? 災害時の必須アイテムを「防災ボトル」に詰め込もう!
災害時の備えを持ち歩こう!
近年、日本では大きな地震や自然災害が多発しており、防災備蓄に対する意識が高まっています。ミドリ安全.comがおこなった「2023年度 家庭での防災への取り組みや防災食(非常食)の備えについての実態調査」によると、緊急時にすぐ持ち出せる防災バッグを「用意している」と答えた人は42.1%にのぼり、過去最高となりました。
その一方で、防災バッグを「用意していない」と回答した人は57.8%と半数を超え、災害時の備えが十分にできていない人も多いようです。そんななか、かつてSNS上でも話題となった「防災ボトル」を自分なりにアレンジしてInstagramなどに投稿する人が増えています。
防災ボトルとは、災害時の持ち出し用グッズとして携帯用のライトや衛生用品などをプラスチック製のウォーターボトルにまとめたもので、2022年4月11日に警視庁警備部災害対策課のX(旧Twitter)で公開されたことがきっかけとなり、多くの反響を呼びました。
当時、警視庁警備部災害対策課のX(旧Twitter)で紹介された防災ボトルには、ホイッスル・圧縮タオル・エチケット袋・ミニライト・ビニール袋・常備薬・絆創膏・アルコール消毒綿・ようかん・現金が入っており、これらのアイテムをベースにオリジナルの防災ボトルを作成している人がいまなお多いようです。
ちなみに、防災ボトルに入れるアイテムはほぼ100円ショップなどで購入できるものが多く、リーズナブルかつ軽量・省スペースで作成できます。これから防災グッズを用意しようとしている人は自分の命を守るため、どのようなアイテムを入れればよいかチェックしてみましょう。
手軽にカロリーを摂取できる非常食には、個包装のガムやキャンディ・チョコレートなどを追加したり、スティックタイプの栄養食品を含めたりすると満足感も得られるためおすすめです。雨や防寒対策用には、コンパクトな携帯用レインポンチョやアルミシートを入れる人も。寒い時期には、使い捨てカイロを入れておくと良いかもしれません。また女性の場合であれば、シートタイプのメイク落としやサンプルなどでもらった使い切りのスキンケア用品、スリムタイプの生理用ナプキンを入れておくと安心です。