大人が赤ちゃんになった!?親の忍耐力が試される「離乳食あるある」を再現した動画が話題に!
「離乳食あるある」は世界共通?
赤ちゃんは、産まれてすぐに肺呼吸を始めたり、数時間後には初めてお乳を吸ったりと、人生初の経験をたくさん重ねて成長していきます。その大切な経験のうちの1つが、液体から個体の食事に慣れさせるために必要になる「離乳食」です。おおよそ生後5.6ヵ月頃から開始することが多い離乳食ですが、産まれて初めて固形物を口にするため、素直に受け付けてくれないこともしばしば。また月齢が進むにつれて、食欲よりも好奇心が先立ってしまい「遊び食べ」が増えてくることも親が頭を抱える問題です。そんな「離乳食あるある」を、外人男性と外人女性がコミカルに再現した動画がインスタグラムにアップされ、注目を集めました。
動画では冒頭から、手渡した食べ物を口に入れる前に床に落としたり、口に入れたかと思うと嗚咽交じりに拒絶反応を見せたり、離乳食中によく見られる行動が見事に再現されています。他にも、離乳食の乗ったスプーンを逆さまに持ち変えてしまい、上手に食べられない様子や、何も考えていないような表情で離乳食乗ったプレートをひっくり返してしまうなど。育児経験者であれば「あるあるー!」と、つい声を上げてしまうような内容が詰まっています。
動画を見た親御さんのなかには、真顔で食器を逆さまにしたり、食べ物落としたりするのは世界共通だということに驚く方がいました。また、自分の子供だけが離乳食拒否や遊び食べをするのではないと安堵する声も。さらに、遊び食べして汚れた手で、頭や顔をベタベタに触るパターンも存在するとコメントを残すなど、自分の体験談を共有する投稿も寄せられていました。離乳食期間の乳幼児を育てる親は、国籍問わず同じような悩みを持っているようです。
丁寧に作った料理をぐちゃぐちゃにされてしまうのはショックですが、実は「遊び食べ」も子供の成長に不可欠です。食べ物を手で直接触ることで触覚が鍛えられ、かたさや形、温度などを学ぶ機会にもなります。ついつい汚れが気になり気持ちに余裕が持てなくなってしまう離乳食ですが、離乳食の飛び散り対策に新聞紙を敷いておくなど、温かい目で見守れる環境作りを心掛け、楽しく食育を進めていけるといいですね。