もう怒りたくない!イヤイヤ期を乗り切った我が家の3つの秘策
「イヤ!」「やだ!」の嵐…毎日続くイヤイヤ期に、心身ともに疲弊していませんか?
「いつになったら落ち着くの…」「この子は育てにくい子なの?」そんな風に悩んでいるパパママもいるかもしれません。
かつての私も、イヤイヤ期の娘に手を焼き、毎日が格闘の連続でした。しかし、試行錯誤の末、我が家なりの「イヤイヤ期攻略法」を見つけることができたのです。
この記事では、育児経験のある私が実際に試して効果のあった3つの秘策を、具体的なエピソードを交えながら紹介します。
この記事を読めば、イヤイヤ期を「成長の証」として、温かく見守れるように。
ぜひ最後まで読んで、少しでも気持ちが楽になってもらえたら嬉しいです。
イヤイヤ期ってそもそも何?
イヤイヤ期とは、一般的に1歳半~3歳頃に訪れる、自我が芽生えることで起こる行動のこと。
自分の気持ちを上手く言葉で伝えられないもどかしさから、泣いたり、叫んだり、時には地面に寝転がって抵抗するなど、周囲を困らせる行動をとることがあります。
この時期は、親にとって試練の時期ではありますが、子供が自立に向かっていくために必要な過程。
子供の気持ちを理解しようと努め、根気強く向き合っていくことが大切です。
我が家を襲った「イヤイヤ期」の嵐
娘が2歳になった頃から、それまで比較的穏やかだった娘の様子が一変しました。
朝は服を着るのを嫌がり、ご飯は「これじゃない!」と泣き叫び、お風呂は「入りたくない!」と大暴れ。
「魔の2歳児」とはまさにこのこと…と痛感させられる毎日でした。
可愛い娘のためと思っていても、毎日続くイヤイヤ攻撃に、私の心は徐々にすり減っていき、ついには怒鳴ってしまうことも。
そんな時、ふと「この対応で本当に良いのだろうか?」と疑問を抱くようになり、試行錯誤が始まったのです。
効果絶大!我が家の「イヤイヤ期」3つの秘策
ここでは、私が実践して効果を実感した3つの方法を紹介します。
秘策1. 選択肢を与えて「自分で決めた!」と思わせる
イヤイヤ期の子供は、自分の意思を尊重してほしいと強く思っています。
そこで、頭ごなしに「ダメ!」と否定するのではなく、「どっちがいい?」と選択肢を与えるようにしました。
例えば、朝、服を着たがらない時には、
×「早く服を着なさい!」
〇「今日はどっちの服着る?ピンクのワンピース?それとも、白いブラウス?」
と、2つの選択肢を見せてあげます。
すると、娘は少し考えてから「ピンクのワンピース!」と、自分から答えてくれるように。
自分で選んだという満足感からか、その後はスムーズに服を着てくれることが増えました。
秘策2. 遊びを取り入れて楽しく乗り切る
子供が夢中になれる遊びを取り入れるのも効果的です。
例えば、歯磨きを嫌がる時には、
×「虫歯になるから早く歯磨きしなさい!」
〇「バイキンマンをやっつけるぞ~!ママと一緒に歯ブラシ剣でやっつけちゃおう!」
と、歯磨きを「遊び」に変換してしまうのです。
すると、娘は目を輝かせて「うん!」と、進んで口を開けてくれるようになりました。
このように、子供の想像力を刺激し、楽しい雰囲気を作ることで、イヤイヤ期特有の抵抗を和らげることが期待できます。
秘策3. 子供の気持ちに寄り添い共感する
どんなに忙しくても、子供の言葉に耳を傾け、気持ちを理解しようと努めることが大切です。
例えば、娘が「公園に行きたい!」と泣き出した時、
×「今は行けないでしょ!もう夕方なんだから!」
〇「公園で遊びたいんだね。楽しそうだもんね。でも、もう暗くなってきちゃったから、今日はお家で遊ぼうか。明日は、お天気だったら公園に行こうね。」
と、頭ごなしに否定するのではなく、まずは「遊びたい」という気持ちを受け止め、共感するようにしました。
そして、その上で、なぜダメなのかを分かりやすく説明し、代替案を提示します。
もちろん、すぐに泣き止むわけではありませんが、自分の気持ちを理解してもらえたという安心感からか、徐々に落ち着きを取り戻せるようになっていきました。
大切なのは、親も心に余裕を持つこと
イヤイヤ期は、親にとって本当に大変な時期。
ですが、「今だけ」と割り切り、心に余裕を持って接することが大切です。
私自身も、完璧主義を捨て、「時には手を抜いてもいい」「イライラしたら、一度深呼吸」と、自分自身を許すように心がけました。
そして、「イヤイヤ期は、子供が成長している証」と捉え、温かく見守っていくことが、親子ともに笑顔でこの時期を乗り越えるための鍵となるのではないでしょうか。