ハンガリーではポテトチップスに税金がかかるってホント? 噂の真相に迫る
世界のトレンドは「肥満=悪」!とんでもない税金を課せる理由とは?
私たちの日常生活で当たり前のように払っている「税金」ですが、税金にはたくさん種類があることをご存じでしょうか? よく知っているものもあれば、聞いたこともないような税金も。日本と世界では税金に対する考え方も、税金に関する制度も大きく異なります 。先日「世界の税金が面白い」とネット上で話題となり、飛び交っていた賛否様々な意見をご紹介。
珍しい税金の代表と言っても過言ではないのが、ハンガリーの“ポテトチップ税”。ハンガリーでは2011年に健康増進を目的として、塩分や糖分の多い食品・飲料に課すポテチ税を導入しました。国民の肥満率が成人男性26%・成人女性20.4%と、国民の食生活を根本的に見直す必要があったのでしょう。ポテチ税のことを知った日本人は、「日本でポテチ税は導入しないでくれ!」と強く要望しています。
またアメリカでは“光るおもちゃ税”なるものを導入し、凶悪犯罪を抑止する効果を期待。「光るおもちゃと凶悪犯罪って関連性あるの?」と疑問の声も書き込まれました。しかし予想を裏切り効果があったようで、税導入後にウエストバージニア州の犯罪率が低下。アメリカの中でも治安のいい地域になったことで、驚きを隠せないネットユーザーが続出した模様です。一方「夏の風物詩である花火に税金がかかるのは寂しい」と、おもちゃに罪はないと主張する人も…。
面白い税金を徴収しているのは海外だけなく 、日本にも変わった税金が存在します。たとえばみなさんは「入湯税」をご存知でしょうか。普段気にせず利用しているいる温泉でも、温泉施設の料金や宿泊料などに含まれているのだそう。入湯税の税収は年間200億円以上にのぼり、その全額が環境衛生施設や温泉施設の整備などに使用されます。
世界に実在する面白い税金をいくつか紹介してきましたが、世界にはさらに変わった「おもしろ税」を徴収する国があるのかもしれません。その国の仕組みや制度などを調べてみると、普段とは違った楽しみ方ができそうです。