『ダンダダン』邪視生前の記憶に「胸糞悪すぎ!」悪評高まる鬼頭家の一方、人気高まるジジの振る舞い
2024年年末に大人気となったアニメ『ダンダダン』の第2期第2話(14話)が2025年7月10日深夜に放送されました。同作は、昨年末の第1期最終回放送後には「ロス」の声が多く出るなど人気を博した作品で、この夏は待望の続編が放送されています。
※この記事にはアニメ『ダンダダン』第14話までの内容が書かれています。未視聴の方はご注意ください。
『ダンダダン』は、かつて『チェンソーマン』や『ファイアパンチ』のメインアシスタントとして活躍をした龍幸伸先生のマンガが原作です。「次にくるマンガ大賞2021」コミックス部門で第2位など輝かしい実績を誇り、アニメ化に際しても期待されていました。評判どおり、第1期では妖怪たちに少し恐怖感がありつつもギャグ要素も交えた面白さにやみつきになる人が続出。ストーリーに加え、躍動感あふれる作画シーンも好評で、放送後にはSNSなどで大いに話題になっていました。
本作は、女子高校生「綾瀬桃(CV:若山詩音)」と同級生の男子高校生「オカルン」こと「高倉健(CV:花江夏樹)」が口論の末に意気投合し、オカルンの奪われた「金玉」を取り返すために「ターボババア(CV:田中真弓)」も加わって、「ドーバーデーモン(CV:関智一)」や「セルポ星人(CV:中井和哉)」といったユニークな敵と戦っていきます。
前話までに、ジジこと「円城寺仁(CV:石川界人)」の怪奇現象問題を解決しにいくことになり、ジジの家へと舞台が移りました。ジジの家で、地主の鬼頭家の最強ババア「鬼頭ナキ(CV:磯辺万沙子)」達に因縁をつけられた後、その村で奉っている「大蛇様」が巣くう穴へと一同が落ち、大蛇と遭遇してしまうのでした。
そして、第14話では、念波よってモモとオカルンが自殺しようとしてしまい、彼らを救うためにジジが担いで大蛇から逃げ出すところから始まりました。その途中、ジジの悪夢に出てきた「邪視(CV:田村睦心)」が姿を現します。彼の目を見てしまったジジは、邪視の辛い幼少期の記憶へと誘われるのでした。
その後、邪視の元の姿を発見したジジは、彼が元はただ遊びたかっただけの普通の人間であったことを知って同情してしまい、その結果、邪視に取り憑かれてしまうのです。邪視が憑依したジジは、元の陽気な性格とは違ったクールな語り口で恐るべき力を発揮し大蛇を攻撃していきます。
ターボババアをして、「強力な霊力とフィジカルを持つ“天才”」と称されるジジは大蛇を追い込みますが正気を失っており、モモへも攻撃をしかけようとします。その時、オカルンが助けに入ったところで、同話は終了しました。
放送後のSNS上には、邪視の辛い過去への反応が多く「鬼頭家が胸糞すぎる」「ジジが邪視を受け入れた時の、どこまでも明るくて優しい姿に感動」などの声があがっていました。
毎話話題にあがる『ダンダダン』は今年の夏に再び旋風を巻き起こすのか、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?
- 第9話場面カットより ©龍幸伸/集英社・ダンダダン製作委員会
- 第14話場面カットより(邪視が憑依したジジ) ©龍幸伸/集英社・ダンダダン製作委員会