“ひまわり”の栽培は準備が大切!? 元気な大輪の花を咲かせる育て方を紹介
元気よく咲く“ひまわり”の姿に明るい気持ちにさせてもらったことがある人は多いでしょう。広大な土地一面に咲くひまわりは雄大で、見応えがたっぷりです。一方小学校などの菜園や家庭での手軽なガーデニングとしても、育てやすい植物として知られています。せっかく育てるのであれば、ひまわりの特徴でもある丈夫で元気の良い大輪の花を咲かせたいと思うもの。今回は、元気に育てるための育て方を紹介していきます。
ひまわりには、多様な種類があるのをご存じでしょうか? 品種によって育つ大きさや色合いなどが変わってくるので注意が必要です。育てやすいとはいっても、方法を間違えてしまうと元気の無いひまわりになってしまいます。
では失敗しないために、栽培に必要な5点のアイテムを紹介します。1点目は品種をしっかりと確認した上で種を準備しましょう。2点目は育てるひまわりの大きさに合わせた鉢を準備。3点目には土を用意しますが、専門知識が無い場合は市販の草花用培養土をがおすすめです。4点目の肥料も土と同様に、知識が無い場合は市販の緩効性肥料を使用することです。5点目には長く育つひまわりの茎が折れてしまうことを防止するために、支柱を用意。いずれも必須アイテムのため、整えておくとこがおすすめです。
次に、栽培の一般的な手順について説明します。ひまわりは4~6月に種をまいて7~9月に花が咲くため、種まきまでに必須アイテムは準備を。種まきは鉢に土や肥料を入れて混ぜ、鉢の中心に1~2㎝の穴を開けて2~3粒ずつ種をまきます。葉が生えてきたら、生育の良い1本を残して他は抜き取りを。日頃の手入れは日があたる場所に置き、葉が乾いたらたっぷりと水をあげることが重要です。日陰では軟弱に育ったり、害虫が発生したりと良くないことが多いので注意。最後に、1mm以上に育ったら支柱をしておくと育った時に折れてしまうことを防止できます。あとは根気よく愛情を持って水やりをすれば、大きな花を咲かせてくれるでしょう。
ひまわりは、種を収穫すれば翌年も花を咲かせてくれます。自宅でも気軽にできる一方で、育て方を間違えると弱々しいひまわりに。手順を守り、太陽に向かって元気に大輪の花を咲かせてみるのも夏に向けた楽しみのひとつとしてみてはいかがでしょうか。