ビジネスは小説で学ぶ時代? 社会人へおすすめの書籍3選!

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社会人として活躍するためには、ビジネスについてしっかりと勉強することも必要です。普通のビジネス書では難しすぎて、長時間読むのはつらいと感じることもあるのではないでしょうか。そんな人でも、ストーリーを楽しみながらビジネスを学べる「ビジネス小説」はおすすめです。本稿では人気小説の中でも特におすすめの書籍3冊を、順番にご紹介していき ましょう。

まず紹介するのは戦後日本に帰還した商社マンと、そのサクセスストーリーが描かれた小説『不毛地帯』(新潮社)。戦時中ソ連の捕虜として11年 もの年月を抑留され、それでも諦めず立ち向かう男の魅力が詰まった作品です。読者も「シベリア抑留期間の過酷さと、商社マンとしての躍進に勇気をもらえる」など、モチベーションの維持にも役立つと評価を残しています。

2冊目に紹介するのは、2022年に映画化された『アキラとあきら』(集英社)。メガバンクに同期入社した2 人 の男が、信念の違いでぶつかり合いながらも成長を遂げます。 襲い掛かる問題に翻弄されながらも、「アキラ 」と「あきら 」2人 での逆転劇が始まる胸アツな展開。「映画 にしても素敵な各品になるのは間違いない」と、映画化を心待ちにしていたファンも多数存在します。

最後にご紹介する小説は、企業間の「M&A」を題材にした『ハゲタカ』(講談社)。M&Aと言っても敵対的なものを題材としており、スリリングな展開が読者を興奮させてくれる作品です。主人公の非道なやり口から「ハゲタカ」の異名で呼ばれますが、潰れかけた企業を復活させることで従業員にとっては救世主に見える場合もあります。 レビューを見ると「難しい経済の話がストーリーを通じて理解できる」など、ビジネスのテキスト代わりに読む人も増加中。

“用語などが難しいのではないか”と敬遠されがちな「ビジネス小説」も、社会人になって読み返してみると無性に面白く感じるかもしれません。書店やアプリなどでも多くの書籍が並んでいるので 、自分だけのお気に入りを探してみてはいかがでしょうか。






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