あだち充さんの作品がアツい! 青春が蘇る漫画のおすすめ3選!
甘酸っぱい青春時代を描いている漫画家「あだち充」さんの代表作といえば、高校野球が 題材となっている『タッチ』(小学館)が有名です。スポーツを取り上げる漫画といえばスポ根が多かった当時としては、珍しく、ソフトタッチで描かれているのが特徴的。スポーツに偏りすぎず恋愛要素もバランス良く構成されていて、男女問わず人気の作品です。本記事ではあだち充さんの作品からおすすめしたい漫画を3冊ご紹介します。
1つ目の作品は高校生が水泳部に青春をかける 『ラフ』(小学館)。野球漫画のイメージが強いあだち充さんですが、「ラフ」が最高傑作だというファンも存在するほどです。思春期の男女間にある微妙な距離感や、焦ったい言い回しなども見どころの一つでしょう。時々登場する野球部の描写に、あだちファンは「さすがだな〜」とご満悦な様子。2006年には長澤まさみさん&速水もこみちさんの主演で、映画化されるなど根強い人気を誇っています。
あだち充さんの真骨頂でもある、野球漫画『H2』(小学館)も外せません。野球部がない高校で部の立ち上げから描いたことにより、読者も野球部の成長を見守る立場に…。読み手との一体感を持つことでストーリーに入り込みやすく、ファンが虜になるのも頷けます。ファンからも「H2にはあだち充要素が満載で面白い」「コマ割りが好きすぎる」などのコメントが寄せられ、改めてあだち充さん=野球の組み合わせは鉄板ということがお分かりいただけるのではないでしょうか。
あだち充さんの作品としては珍しい、SF時代劇漫画『虹色とうがらし』(小学館)もおすすめ。舞台は地球によく似た星の江戸という町で、独特な世界観の漫画となっています。ファンからは「チャンバラシーンがなかなか見応えある」「ハマってしまった。意外と1番好き」など、評価の高い作品のようです。
改めて あだち充さんの作品を振り返ってみると、青春時代スポーツや恋愛に一生懸命だったことを思い出してしまいます。単行本の巻数もちょうど良い作品が多いので、隙間時間に読み返してみるのはいかがでしょうか?