「最高傑作」「魂のぶつかり合いに涙」『【推しの子】2期』14話に熱い声

今夏の期待のアニメ『【推しの子】2期』が2024年7月17日に第14話(2期としては第3話)が放送され、「星野アクア」(CV:大塚剛央/内山夕実)」たちが臨む舞台『東京ブレイド』の原作者「鮫島アビ子(CV:佐倉綾音)」とその師匠で漫画家の「吉祥寺頼子(CV:伊藤静)」の「魂のぶつかり合い」が話題になっています。

 

※この記事ではアニメ『【推しの子】2期』の内容に触れています。未視聴の方はご注意ください。

 

『【推しの子】』(原作:赤坂アカ/作画:横槍メンゴ)は、2020年4月に「週刊ヤングジャンプ」で連載が始まり、現在までに累計1650万部を突破している同名マンガが原作です。

『【推しの子】2期』では、舞台「東京ブレイド」の様子が描かれ、前話までに原作者のアビ子が制作サイドへ「台本の書き直し」を依頼。原作に忠実に再現してほしい原作者の思いと、表現方法を模索する脚本家の様子を丁寧に描き、その様子が「リアル」と話題になっていました。

14話では、そのアビ子が締め切り間近で寝不足と人間不信な状況に陥り、週刊連載の過酷さを表しています。そこへ彼女の師匠で漫画家の吉祥寺がアクアの届け物を届けに現われるとサポートに入ります。しかし、心身共に限界に近い状態だったアビ子は、吉祥寺の助言に怒りを爆発させてしまい心ない発言をしてしまうのです。

対する普段は冷静な吉祥寺も、心の内をアビ子にぶつけます。仲違いしても不思議ではない状況ながら、ふたりは締め切りに間に合わせ、プロとしての仕事を果たしました。

この様子にネット上では「魂ぶつけ合いながらゴリゴリ描き進めていくシーン。漫画ってあぁやって描くんだって愕然とした。心身ともに極限の状態で自らが抱えてるもの全部吐き出しながらもそのエネルギー全てをペン先に向かわせてる」「14話妙に刺さりすぎて前半で号泣してる……制作者側に感情移入してまう…最高傑作じゃない?」などと称賛されています。また、「赤坂アカ先生の本音混ざってそう」などと、原作者の赤坂先生の実体験ではないか、との声も見られました。

マンガと舞台の表現方法の違いを「リアル」に描く、『【推しの子】』だからこそ、漫画家同士のぶつかり合いもリアルで熱のこもった表現になり、視聴者に刺さるのかもしれません。

また、この14話では、アクアと舞台を観に行くデートをした「黒川あかね(CV:石見舞菜香)」の素の笑顔がかわいすぎると話題にもなりました。作中で少し大人びた様子を見せる黒川の無邪気な笑顔が好評のようです。

14話終盤でアビ子はアクアのススメで舞台を見に出掛けています。この行動が今後、舞台脚本問題に進展をもたらすのでしょうか。

アニメ『【推しの子】2期』は、毎週水曜日23時より「TOKYO MX」ほか全国35局にて放送中で、「ABEMA」では同時配信、その他の配信サイトでも順次予定されています。まだまだ始まったばかりの同作を視聴してみてはいかがでしょうか。

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※絶賛の声があるOPはこちらです。

【推しの子】第2期ノンクレジットオープニング|GEMN「ファタール」

 







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