マリンスタジアム移転報道にドーム型希望の声続々。交通網よりも「エスコン」モデルを熱望する声も
2025年5月12日、プロ野球「千葉ロッテマリーンズ」の本拠地「ZOZOマリンスタジアム」が近隣の「幕張メッセ」の駐車場へ移転を検討していると、多くのメディアが報じました。
マリンスタジアムは老朽化などを受け、かねてから移転が噂されていましたが、これまで具体的な話しは出ていませんでした。今回の報道で出た幕張メッセは、かつて音楽グループ「GLAY」が20万人ライブ(1999年)したことで広く知られる場所で、現在のマリンスタジアムからは数百メートルほどの位置関係にあります。
報道によると10年ほどかかる見通しで、開閉式のドーム型の場合は2500円程度かかる試算とのことです。
この報道を受けてネット上では、「全天候型のドームを希望します」「開閉式でなくてもいいからドームが良い」などとドーム型を希望する声が多く見られました。また、「エスコンのようなスタジアムにしてほしい」との声も多く、昨年移転する前までは交通網などの問題を囁かれていたもののリピーターも多いとされる「北海道日本ハムファイターズ」の本拠地「エスコンフィールド」をモデルとしたスタジアムを願う方も多くいます。
また、移転問題としては2032年に築地への移転を目指すといわれている「読売ジャイアンツ」の本拠地「東京ドーム」の先行きも注目されます。先日5月7日には巨人対阪神戦で特別解説を務めた巨人OBの松井秀喜さんがアナウンサーから「新球場にユニホームを着て立っているイメージがあるかどうか」を問われ「かもしれないですね」と、否定はせずに答えていました。
そうしたファンから復帰を熱望されるOB監督が誕生するタイミングとしても、移転成功は大きな意味があるのかもしれません。
まだまだ先行きは不透明な面がありますが、ファンにとって応援する「場所」にかかわる大切な問題。今後の動向が注目されます。