“キャッチ後スタンドイン”はホームラン?「1試合3度ホームランキャッチ」MLBアデルの神プレーに騒然 ルール議論は不朽の名作漫画の影響も?
MLBで4月5日(日本時間)に行われた試合で、ジョー・アデル選手(エンゼルス)が1試合で3度のホームランキャッチを披露し、大きな話題になりました。特に9回裏のプレーでは、スタンドへ飛び込みながらもボールをつかみアウトにする圧巻のシーンが生まれています。
この異次元ともいえる守備に対し、SNS上では驚きの声が続出。実際のプレー映像が拡散され、「こんなの見たことない」「1試合3回は意味がわからない」といった反応が相次いでいました。
一方で、議論を呼んだのが“3本目”のプレーです。フェンス際で捕球した後、そのままの勢いで観客席に入ってしまったアデルのシーンに対し、ネット上では「スタンドインしたならホームランでは?」「捕っても意味ないのでは」といった疑問の声も多く見られました。
こうした中、NPBの元審判員である坂井遼太郎さんが自身のSNSで見解を発信しています。坂井さんによれば今回のように「スタンドインしてもボールを最後まで保持していればアウトは成立」し、正規に捕球できたかどうかがポイントになるそうです。
ちなみに、今回のプレーはMLBでもリプレー検証の結果、アウトと判定されています。
今回の議論の背景には、不朽の名作野球漫画『ドカベン』の影響があるかもしれません。同作では、殿馬一人の大飛球を相手選手がフェンスとよじ登ってキャッチするも落下してスタンドイン(ラッキーゾーン)しホームラン判定になった場面があります。実際に今回のアデル選手の動画にも、「ドカベンではホームランだった」などの投稿が見られ、ルールを誤認するきっかけの一因になっていたのかもしれません。
野球のルールにも注目が集まる結果となりましたが、アデル選手のプレーの素晴らしさ、ドカベンが名作であることに間違いはありません。大谷選手など日本人選手に注目が集まりがちですが、他の“超人的”プレーヤーに目を向けると、ますます面白く観戦させてくれそうです。


