『妻、小学生になる。』涙腺崩壊、「元の家族に戻った方がいい」心配の声続々

TVアニメ『妻、小学生になる。』の本キービジュアル ©︎村田 椰融/芳文社・妻小プロジェクト

村田椰融(やゆう)先生が「週刊漫画TIMES」(芳文社)で連載した作品を原作とし、TVアニメ『妻、小学生になる。』は10月13日に第2話までが放送され、たった2話にもかかわらず既に「涙腺崩壊」と話題になっています。

 

同作は2022年には堤真一さん、石田ゆり子さんらが出演してドラマ化もされ、当時も視聴者の心を大いに掴んだ作品です。

 

今回のTVアニメ版は、愛する妻を亡くして公私ともに無気力な生活を送っていた「新島圭介(CV:平川大輔)」と娘の「麻衣(CV:野村麻衣子)」の前に、ある日突然、小学生の女の子が表れると「あんたの妻! 麻衣の母親!」と発言します。

 

ふたりは困惑しますが、聞くと「白石万理華(CV:悠木碧)」として再び生を受け、新島家の近くを通った際に記憶が蘇ったとのこと。はじめは半信半疑でしたが、しっかりと妻「新島貴恵」の記憶を持ち、その言動も貴恵そのもので新島家に笑顔が戻ります。

 

とはいえ、さすがに小学生を相手に妻や母として接しながら過ごしてしまっては、他人から見れば違和感しかないわけで、怪しまれない程度に関わり始めると貴恵は圭介にお弁当を準備するようになります。

 

第1話ではそのお弁当を食べる暇がなかった圭介が妻を悲しませまいと帰宅途中の公園で平らげるところを貴恵に目撃され、無理に食べなくていいと咎めます。しかし圭介からしてみれば、「大切なお弁当を残すわけにはいかない」とばかり、美味しそうにほおばるのでした。お互いを想い合う姿に感動の声が多くあがっていました。

 

そして、第2話では貴恵の現在の家族がひどい状況であることが発覚します。現在の母「白石千嘉(CV:小島幸子)」は実は貴恵をほったらかしで、家を空けることが多いうえに自分の思い通りにいかないと物を投げるなどのネグレクト状態だったのです。

 

貴恵はこのような家庭と新島家を結び付けてはいけないと、新島家に別れを切り出そうとしますが、そのタイミングで貴恵の誕生日が訪れ、新島家はサプライズパーティーを催したのです。実の母親は誕生日にも気が付かずに男性と出掛けていたことも相まって、この突然のパーティーに貴恵はひとり涙します。

 

ネット上では「もう家には戻らなくていい!新島家の一員が一番!」「2話とも涙腺崩壊」「家族もののアニメは…ちょっと涙が我慢できない」と、感情移入して涙を流す人が続出しています。

 

『妻、小学生になる』は、家族に大切なものや生活に大切な何かを教えてくれる、そんな切なくも心温まる物語です。2024年10月6日(日)22:00よりTOKYO MXほかにて放送中です。まだ始まったばかり。今からでも追いかけてみてはいかがでしょうか。

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