『ルックバック』世界同時配信に、藤本先生「漫画より生き生き」「大きい画面で見て欲しい」
アニメ映画『ルックバック』が、2024年11月8日(金)から「Amazon Prime Video」で世界同時配信が開始されました。それに伴い、作者、監督もコメントを寄せており、その思いを伝えています。
『ルックバック』は、大ヒットマンガ『チェンソーマン』や『ファイヤーマン』で知られる藤本タツキ先生の短編読み切りマンガが原作で、全143ページ、単行本は1冊の作品です。
ふたりの少女を中心に描いた物語で、学年新聞で4コママンガを連載していた小学4年生の「藤野」(河合優実)は、画力に自信を持っていたものの、不登校の同級生「京本」(吉田美月喜)の4コマを目にし、自信を無くします。その後、一心不乱に努力をするも京本との埋まらない差に打ちひしがれ、ついにはマンガを描かなくなってしまいますが、京本からは「ずっとファンだった」と明かされるのです。マンガがふたりを繋ぎ、藤野は再び描き始めますが、ある日事件が起きて……。この続きはぜひ、本編をご覧ください。
「名作」と称されることも多い作品で、「このマンガがすごい!2022」オトコ編第1位にも輝くと、2024年6月28日にアニメ映画化され、今も公開中です。
今回の配信開始にあたって「Amazon Prime Video」から藤本先生のコメントが掲載されています。藤本先生は、映画企画時には短編ゆえに商業的に難しい状況だったことや、同映画の押山清高監督への感謝を述べるとともに、「伝わりづらかった表現が映画ではわかりやすく、より生き生きとなっていたのには本当に驚きました。(中略)凄いアニメーションなので、できるだけ大きい画面で見て欲しいです」とコメントしています。
また、押山監督も「ぜひ、映画の細部に忍ばせた様々なイースター・エッグも探してみてください。アニメーション映画が持つ絵の力を通じて、その魅力が少しでも伝わることを願っています」と、配信によってより多くの方に見てもらいたいと願っていました。
アニメ映画『ルックバック』は、「Amazon Prime Video」で独占配信中です。これを機にぜひ視聴してみてはいかがでしょうか。