開始早々の煽りに嬉々の声『鬼滅の刃』柱稽古編最終回…続編は?
大人気アニメ『鬼滅の刃 柱稽古編』は、6月30日についに最終回第8話「柱・結集」が60分に拡大して放送されました。放送直後に「番組の最後にお知らせがあります。後まで皆様にお楽しみいただければ幸いです。」と異例ともいえるテロップが最初に出されると、Xでは「映画3部作決定!これしかない」「つまり映画化か?そういうことだろ」などと早くも期待の声が溢れました。
※この記事では『鬼滅の刃 柱稽古編』のネタバレを含んでいます。未視聴の方はご注意ください。
『柱稽古編』では主人公「竈門炭治郎(CV:花江夏樹)」たちが前作の「刀鍛冶の里編」で負った傷を癒しながら、ラスボスの「鬼舞辻無惨」との最終決戦が近いことを悟り「柱」を中心に「鬼殺隊」のレベルアップを図りました。
元柱の「宇髄天元(CV:小西克幸)」の体力修行から始まり、柱の「時透無一郎(CV:河西健吾)」「甘露寺蜜璃(CV:花澤香菜)」「不死川実弥(CV:関智一)」「悲鳴嶼行冥(CV:杉田智和)」の独特な修行をこなしていきます。(不死川実弥の修行はもめ事があって途中で終了)
前回の第7話では、悲鳴嶼行冥の過去編が描かれ、終盤では鬼殺隊最高管理者「産屋敷耀哉(CV:森川智之)」邸についに鬼の侵入を許してしまいます。鬼舞辻はゆっくりと寝たきりの産屋敷に近づく「特殊なED」で終了していました。
そして最終回では、息も絶え絶えな産屋敷が過去を振り返りつつ鬼舞辻と会話していきます。産屋敷が鬼舞辻に「君が死ねば全ての鬼が滅ぶんだろう?」と確信をつく発言をすると空気が一変。続けて産屋敷は「ありがとうと無惨」というと、産屋敷は家族をも一緒に屋敷全体が燃え上がるほどの「自爆」を選択したのです。危機を察した柱たちが産屋敷の元へ駆けつけますが間に合いませんでした。
この描写には原作を知るファンから「やばい…あのシーンが来てしまう」「知っているのに涙が止らない」などと知っていても涙を流したファンの声が多く見られました。
しかし、鬼舞辻は死なず、身体を再生してしまいます。鬼の女性の「珠世(CV:坂本真綾)」や悲鳴嶼行冥が仕留めようと攻撃を重ねますが「首を斬ってもしなない」鬼舞辻を仕留めきれず、「日が昇るまでの持久戦」になります。
すると次の瞬間、鬼舞辻の術によって柱や炭治郎たち鬼殺隊員は「無限城」へといざなわれ「鬼滅の刃 柱稽古編 完」のテロップで終了しました。
『柱稽古編』はこれまでもアニオリ描写の秀逸さや「映画並み」とも称される作画が話題になっており、この最終回でも健在でした。たとえば前述の産屋敷の自爆は、恐怖心や彼の覚悟を演出するような溜めや、爆風の演出も綺麗に描かれ「産屋敷ボンバー」とXでトレンド入りしています。
そして、放送終了後には映像とともに「劇場版 鬼滅の刃 無限城編」の三部作での制作決定が発表されました。冒頭のファンの予想は概ねあたっていたことになり、Xでは「本当に待ってたから嬉しい…また劇場で見れる!制作の方々に心から感謝」「うんうん、テレビのアニメで見るより大きいスクリーンで楽しみたい!しかも三部作で全部映画でやってくれるんだ!」「結局いつからやねんんんん!!!続報くれ~」などと歓喜の声が見られました。
これまでのアニメや原作を振り返って楽しみつつ、続編を期待して待ちましょう。