アニメ『アオのハコ』第4話 「えっち回?」原作者も明かすラブコメとの分岐点になるエピソード 「ジャージ回」の行方は?
「週刊少年ジャンプ」にて連載中で話題沸騰中の『アオのハコ』が、TBS系28局で10月24日23時56分から第4話が放送され、原作者をして「ジャージ回」たるエピソードでは主人公とヒロインの「着替え」が披露され「なんかえっちい」などとSNS上には着替えシーンへの声が多く見られました。
TVアニメ『アオのハコ』は三浦糀先生のマンガが原作で、バドミントン部に所属する主人公「猪股大喜」(CV:千葉翔也)は、ひと学年年上で女子バスケットボール部のエース候補の「鹿野千夏」(CV:上田麗奈)に恋をし、何かと気に掛けていました。
中間一貫校の「栄明高校」で高校に進学した大喜は千夏との距離を縮めていき、何だか甘酸っぱい場面も多々あるため恋愛ものと思われがちですが、ふたりを中心にスポーツ描写も多く、恋愛とスポーツ両面が見どころな青春ストーリー作品です。
第3話までに、大喜と千夏はお互いの母がバスケットボール部の同級生という繋がりから、大喜の家で同居することになりますが、大喜はバトミントン部エースの「針生健吾(CV:内田雄馬)」と千夏が恋仲にあるのではないかと疑念を持ちながら生活していきました。しかしそれは無用な心配に終り、大喜は針生と組んだダブルスに精をだすなど、恋に部活に打ち込んでいきます。
そして今回の4話では、千夏は大喜の目の前でジャージに着替えようとしたり、大喜もまた千夏の前で上半身裸になったりし、それぞれが照れるような場面がありました。これには原作者の三浦先生も「ジャージ回ちょっとエッチを入れたラブコメ回やろうってなったけど評判よくなくて『この作品は向こう側じゃないんだ…』ってなった回です」と、制作時の裏話を自身のXで明かし、この作品が単なるラブコメではないことに言及しています。
そして、いよいよ近付いたバドミントン地区予選大会に向けて緊張感を増す大喜を同じようにバスケットボールでインターハイを目指す千夏は大喜の強い想いを汲み取りながら励ましていきます。一方の大喜はひと学年違う千夏との想いの違いにやきもきしますながらもダブルスを順調に勝ち抜き、シングルスでは、同じく千夏に恋する岸祥一郎(CV:河西健吾)と千夏の連絡先をかけた勝負に挑みます。
千夏の存在が大喜のバドミントンに好影響を与えていたことを笠原匡(CV:小林千晃)から聞いた千夏は、大喜が岸に勝利した際にはともに水族館にデートに行く約束をしたところで第4話は終了しました。
この展開にネット上では「ふ〜ん えっちじゃん」などと、『テニスの王子様』の越前を思わせるネットミームを引用した感想のほか、「『余計なこと考えないで ただそれを発揮してくること』と大喜にさらっという千夏ちゃんの嫁感がすごい」などと、千夏の言動へ称賛の声が多くありました。
まだまだ始まったばかりで、『アオのハコ』の後に放送している同じくジャンプ作品の『ダンダダン』も話題になっています。今からでも木曜深夜のアニメは寝不足覚悟でチェックしてみてはいかがでしょうか?